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IPO支援の異業種勉強会を発足  重見亘彦公認会計士ら    九州の上場市場活性化を目的に


 重見公認会計士事務所の重見亘彦副所長と岸原稔泰株式会社ディー・ブレイン九州代表取締役パートナー、石元玲日本プライベートエクイティ株式会社九州オフィスディレクターは8月20日、九州地区におけるIPO(新規株式上場)市場の活性化を目的とした勉強会「IPO支援異業種勉強」(以下IPO交流会)を発足した。
 IPO交流会は、これまで3氏が東京で主催していた勉強会を九州地区で開催するため立ち上げたもので、ベンチャー企業支援の株式会社アイ・ビー・ビー(福岡市中央区天神2丁目、篠原保彦社長)が支援する。今後は、九州と東京で定期的な情報交換や人的交流を行いながら、九州地区のIPO支援者の拡充、知識の集約化を図る。
 参加者の対象は、九州地区でIPO支援に従事する者とし、各自のこれまでの経験やノウハウを集結させ、交互に勉強会の講師となり、専門の分野・業務を紹介することで相互理解を図る。また、各自が抱える課題などに対してメンバー同士の連携によって、早期に取り組むことを可能とし、各自のクライアントであるベンチャー企業に対して、適切な課題解決を提供できるよう、強固なネットワーク構築に取り組む。加えて、東京のIPO交流会との定期的な交流で、不足する情報やリソースを吸収する機会を設ける。特に証券会社や取引所の審査動向やベンチャーキャピタルにおけるトレンドなど最新情報を収集し、東京との情報格差を埋めることに取り組む。交流会の開催は原則、月1回とし、第1回目を9月10日に中央区天神2丁目の株式会社アイ・ビー・ビーの「ibb福岡ビル」で開催する。
 重見氏は、大手監査法人で数多くのIPO支援業務に関与した実績を持ち、上場申請書類の作成支援から、J‐SOX(内部統制報告制度)構築支援、IFRS(国際財務報告基準)制度の移行アドバイザー業務も手がける。現在は福岡と東京に拠点を構え活動している。
 岸原氏は、九州地区のベンチャー企業のグリーンシートや取引所上場のためのコンサルティング業務を展開する、株式会社ディー・ブレイン九州の代表取締役パートナーを務める。日本IPO実務検定協会の公式テキストの著者として、実務者のための指導活動も行っている。
 石元氏は、ベンチャーキャピタルにおいてITから半導体まで幅広いベンチャー企業への資本政策立案、投資、育成、株式上場を経験。大手事業会社とのベンチャーファンド設立、投資資金の流動化業務、M&Aにも従事し、現在は九州地区で事業承継ファンを運営中。