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ICカード「ニモカ」を大分のバス3社が導入  西日本鉄道    11年度までに440台に拡大


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)は8月10日、電子マネー機能が付いたICカード乗車券「nimoca(ニモカ)」(運営主体・株式会社ニモカ)を今年12月から大分交通株式会社(大分市)と大分バス株式会社(同)が大分市周辺で運行する一般路線バス約250台に導入し、2011年度までに亀の井バス株式会社(大分県別府市)も含めた3社で約440台のバスに拡大すると発表した。
 大分県内バス3社は磁気式の「大分共通バスカード」を乗車券として使用しているが、機器生産中止などでシステム維持が困難になり、ICカードへの転換を図る。今年3月、バス3社と大分の地場企業、株式会社ニモカが出資して、ICカードシステムの管理運営会社、大分ICカード開発株式会社(大分市)を設立。大分・別府都市圏エリアで、nimocaシステムの愛称を公募し、大分県応援団“鳥”(だんちょう)として親しまれている「めじろん」を冠した「めじろんnimoca」と命名。大分オリジナルデザインのカードを発売する。同カードも入金された電子マネーでバス運賃を支払うほか、利用額に応じてポイントが貯まり、加盟店で決済手段として使用できる。
 今回の導入でnimoca既存エリアやJR九州「SUGOCA」、福岡市営地下鉄「はやかけん」、JR東日本「Suica」との相互利用エリアに加え、大分・別府都市圏の一般路線バスの利用が可能となる。同社では「今後も利用可能エリアの拡大で公共交通機関の利用促進を図るとともに、商業利用可能店舗の拡大も推進していきたい」と話している。