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e‐スポーツ活用で障がい者就労支援 HLサポート
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週刊経済2024年12月25日発行号
12月から事業開始
障がい者就労支援の合HLサポート(福岡市中央区薬院3丁目、中村信二代表社員)は12月から、e-スポーツ事業を開始した。
小売店や工事現場など、さまざまなシーンで無人化が進む中、機械などを遠隔で操作する人材のニーズが高まっており、e-スポーツを通してパソコン操作に慣れることで、今後の障がい者就労に繋げるもの。e-スポーツのプレイ経験があるスタッフが希望者に操作方法などを教え、利用者は遊びながら技術を磨く。現在、就労継続支援B型の利用者を10人募集しており、それ以上の応募があれば枠を増やす。
e-スポーツとは「エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)」の略で、コンピュータ―ゲームやビデオゲームなどを使った大戦をスポーツ競技として捉える際の名称。年齢や障がいの有無に関係なくプレイでき、複数のプレーヤーとチームを組んで戦うため、コミュニケーション能力や戦略的思考などのスキルが身につくことが期待される。また、オリンピックやパラリンピックの新種目としても採用が検討されている。