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C2コンテナバースに新規クレーン2基を設置 福岡市 5基体制で4月から本格稼働
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福岡市は、2月3日、アイランドシティ(人工島)地区の外貿コンテナターミナル内に整備していた水深15mの新しい岸壁(C2バース)に、新規コンテナクレーン2基を設置し、C1バースとあわせて5基体制とした。今後、調整工事等を経て4月からC1バースとの連続バースとして本格稼働する。
C2バースは、増加する貨物コンテナ船の大型化に対応するためにC1バース(岸壁延長330m、水深14m)に隣接して整備し、昨年10月から一部供用開始している。岸壁延長は350m。ターミナル面積は約5・6ha、コンテナ蔵置能力は3136TEU(20フィートコンテナに換算したコンテナ数)。さらに、2009年度末には背後ヤード350mも完成する予定。福岡市港湾局では「C2バースは、大水深の連続バースとしての利用が可能で、大型船の同時接岸や効率的な荷役作業が実現し、東アジアの物流を担う国際港湾としての機能強化が期待される」と話している。