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9月は天候不順の影響で7・2%減 九州・沖縄地区百貨店売上高 秋物衣料が苦戦
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九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(18社28店舗)の08年9月の売上高は413億円で前年同月比7・2%減となった。
天候不順の影響で、主力の秋物衣料品の動きが鈍く苦戦した。景気の減速や米国の金融危機によりさらに消費マインドが冷え込み、海外ブランド、高額商品などに影響が及んだ。全体としては、土・日曜日が、それぞれ1日減の影響もあり大きく前年実績を下回った。商品別動向をみると、衣料品は全体で同7%減。内訳は、「紳士服用品」が同9・3%減、「婦人服用品」が同6%減、「子供服用品」が同4・8%減、「その他衣料品」が同12・2%減。また、「身の回り品」は同9・1%減、「雑貨」は同9・4%減、「家庭用品」は、オーディオなど家電の動きはよかったが、家具関係の動きが全般に鈍く同8%減となった。「食料品」は同4・3%減だった。主要都市の状況は名古屋8・7%減、大阪4・7%減、北九州10・3%減、福岡4%減となった。