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8月期営業収益は96億5200万円で増収増益 福岡リート投資法人
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週刊経済2024年11月27日発行号
分配金は3期連続過去最高
地域特化型リートの福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、小原千尚執行役員)の40期(2024年3月~8月)決算は、売上高にあたる営業収益が前期比3・5%増の96億5200万円、経常利益は6・4%増の32億2500万円と4期連続の増収増益だった。
キャナルシティ博多の売り上げがインバウンド需要を取り込んで好調に推移したことや38期に取得した博多区のオフィスビルの稼働が上がったこと、また中央区天神のオフィスビル、天神ノースフロントビルの売却益の一部を計上したことで増収。営業利益は5・8%増の36億6400万円、当期純利益も6・4%増の32億2300万円となり、前期まで計上していた久留米市のショッピングセンターの売却益剥落をカバーして増収増益を継続した。1口当たりの分配金は前期比43円増の3850円で3期連続の過去最高。
41期(24年9月~25年2月)は、営業収益は5・7%増の102億300万円、営業利益は15・6%増の42億3400万円、経常利益は17・2%増の37億8000万円、当期純利益は17・3%増の37億7900万円、1口当たりの分配金は3900円と4期連続の過去最高を予想している。