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8月は前年同月比1・3%増の828億円  九州のコンビニ販売額    既存店ベースでは2・6%減


 九州経済産業局が10月3日に発表した2014年度の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値、沖縄除く)は828億4600万円となり、全店ベース(4662店舗)では前年同月比1・3%増で35カ月連続のプラス、既存店ベースでは同2・6%減となった。
 前年同月と比べて店舗数は200店舗増加。チケットの売り上げが好調だった「サービス」が19・1%増で、2カ月連続のプラスとなり、増収をけん引した。他の商品項目別では、「ファーストフード・日配食品」は調理パンや総菜、生鮮食品のカット野菜が好調で同7・4%増となり、51カ月連続プラス。「加工食品」は8月末に気温が低下したことで、ソフトドリンクやアイスクリームが不調だったものの、新店効果で前年同月を1・9%上回り、10カ月連続の増収を維持。「非食品」はたばこの売り上げが不調だったものの、こちらも新店効果で1・1%増となり、3カ月連続のプラスだった。
 速報値は、データの追加・修正等により最終値とは異なる。調査対象コンビニエンスストアチェーン企業のうち、経済産業大臣が指定した企業本部。既存店とは調査月において当月と前年同月で主に継続して存続する店舗を指す。なお、昨年1月分から調査地域に沖縄は含まない。