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7月、九大学研都市駅前に分院を開設  林眼科病院    10月から白内障などの日帰り手術も


 医療法人社団研英会 林眼科病院(福岡市博多区博多駅前4丁目、林研理事長兼院長)は同市西区女原に分院「学研都市 林眼科」を建設している。開院は7月。
 2007年に地上6階、地下1階の本院に建て替えて以降本院の外来患者数、手術件数が増加、受け入れ限度を超す可能性があるため、専門病院や大学病院などが少ない福岡市西部地区に分院を開設するもの。
 場所はJR筑肥線の九州学研都市駅のはす向い。敷地面積は825平方m。病院は2階建てで、延べ床面積は373平方m。1階が診療室2ブース、手術室、受付、待合室で、2階がスタッフルームや院長室。駐車スペースは3台分。分院と本院間を送迎をするシャトルバスの運行も予定している。スタッフは医師1人、看護師2人、受付2人。10月からは白内障の日帰り手術もする。
 林理事長は「最新の検査機器を導入するとともに本院との連携による高い治療技術で、西部地区の医療に貢献していきたい」と話している。
 同病院は1961年7月創業、81年7月設立。2012年の外来患者数は約10万7000人、手術件数は約6000件(うち白内障は4559件)。古賀市と中央区天神に眼科を、本院向いには内科を展開している。