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7月―9月の延べ宿泊者数は前年比7・8%増 九州運輸局調べ 外国人では香港、シンガポールで倍増
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九州運輸局が昨年12月24日に発表した、7月から9月までの管内宿泊旅行統計調査によると、九州7県の延べ宿泊者数は前年同期比7・8%増の1368万人、外国人宿泊者数は同11・3%増の62万人だった。国内宿泊者数に占める九州のシェアは前年比0・1ポイント増の9・9%と前年並だった。
景気回復で宿泊客が増加したことや、円安やアセアン地域からの旅行ビザ緩和策などが前年実績を押し上げた。県別では福岡県が前年比11・3%増の422万人でトップ、2位は熊本県の422万人(同11・8%増)で、3位は長崎県の200万人(12・2%増)。4位は鹿児島県の190万人(2・9%増)、5位は大分県の171万人(4・1%増)、6位は宮崎県の94万人(2・7%減)で、7位は佐賀県の69万人(2・5%増)だった。
一方、国別で見た外国人宿泊者数は、韓国が前年比1・2%増の20万7850万人でトップ、2位は台湾の15万1690万人(同58・2%増)、3位は香港の5万7570人(同約2・1倍)、4位は中国の3万9900人(同6・3%増)、5位は米国の2万3090人(11・4%増)だった。また、7月から観光ビザの支給要件が緩和した東南アジアからの宿泊客数は、タイの8940人(同14・7%増)、シンガポールの4920人(同約2・8倍)、マレーシアの1060人(同84・8%増)と前年実績を大幅に上回った。