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6次化ファンドで西日本水産に6000万円出資  西日本シティ銀行    沖縄栽培水産に続き2件目


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)は10月9日、共同出資で設立した「NCB九州6次化応援投資事業有限責任組合」(略称・NCB6次化ファンド)を通じて、魚介類の養殖、加工販売の西日本水産株式会社(福岡市東区香椎照葉3丁目、宮崎厚樹社長)への6000万円の出資を決定したと発表した。
 これは、九州における1次産業事業者と2次・3次産業事業者との連携による新たな事業機会の創出、付加価値創造を目的としたNCB6次化ファンドとして2件目の出資で、共同出資する官民ファンドの株式会社農林漁業成長産業化支援機構(東京都、大多和巖社長CEO)としては全国4件目の出資。西日本水産は、冷凍魚介類の開発・製造・卸売の株式会社西日本冷食(福岡市東区香椎照葉3丁目、日野美貴社長)が出資。資本金1000万円。シラスウナギの資源が減少する中、従来有効活用されていなかった未成熟のウナギを、シャコの殻やその殻に付着した肉などの未利用部位を使用した特殊配合飼料を使用して再肥育することで、肥育期間の短縮、肉質・食味の改善を実現し、高品質なブランドウナギとして出荷する。将来的には、養殖品目の拡大、調味料や機能性食品の製造販売への展開など、今後の成長戦略が明確であることも評価された。
 NCB6次化ファンドは同行が官民ファンドの農林漁業成長産業化支援機構との共同出資による、九州における1次産業事業者と2次・3次産業事業者との連携による新たな事業機会の創出、付加価値創造を目的としたファンド。同行と機構を有限責任組合員とし、同行連結子会社の株式会社NCBリサーチ&コンサルティング(福岡市博多区下川端町、古賀恭介社長)が無限責任組合員となってファンドを運営・管理する。ファンド総額は20億円。今年9月第1号にして、全国初の6次産業化ファンド投資として、高品質な車えびの周年生産を実現した沖縄栽培水産株式会社(沖縄県八重山郡与那国町、尾崎健一社長)に4000万円を出資している。