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6次化ファンドで西日本フレッシュフーズに出資  西日本シティ銀行    3件目、出資額1億5000万円


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)は5月12日、共同出資で設立した「NCB九州6次化応援投資事業有限責任組合」(略称・NCB九州6次化応援ファンド)を通じて、業務用・市販用カット野菜サラダの製造、販売の西日本フレッシュフーズ株式会社(熊本市西区田崎町、志賀泰友社長)への1億5000万円を出資した。
 同ファンドで3件目の出資。西日本フレッシュフーズは、農産物の生産を行う合同会社マイルド(熊本市、志賀真理代表社員)と青果物の販売を行う株式会社双葉(熊本市、志賀泰友社長)が共同出資する企業。投資後の資本金は3億円。農業者が青果会社と共同で地元の生産者と連携し、九州を中心に生産される野菜・果物を活用し、青果会社の加工ノウハウ・販路を生かして、カット野菜の製造販売を行う。ファンド資金は熊本県益城町に建設するカット野菜工場の建設資金に充てる。工場建設に伴い、同社は本社所在地を熊本市から益城町に移転し、将来的には漬物など加工食品の製造販売も展開する。
 法人ソリューション部では「地元の野菜や果物を原材料として活用する事業で、地域の雇用拡大や産地形成を実現すること、さらなる市場拡大が見込まれるカット野菜の新たな販売チャネルを開拓することなどが出資決定のポイントとなった。2次・3次産業によって高付加価値化する6次産業のポテンシャルは大きく、九州は農林水産業の一大拠点でもある。今後も積極的に支援していきたい」と話している。
 NCB九州6次化応援ファンドは、同行が官民ファンドの株式会社農林漁業成長産業化支援機構(東京都、大多和巌社長)と共同出資した6次産業化支援ファンド。同行と機構が有限責任組合員で、同行連結子会社の株式会社NCBリサーチ&コンサルティング(福岡市博多区下川端町、古賀恭介社長)が無限責任組合員となってファンドを運営・管理している。ファンド総額は20億円。
 これまで機構では全国で19件の出資があり、同行では主産物養殖・加工販売の沖縄栽培水産株式会社(沖縄県八重山郡与那国町、尾健一社長)に4000万円、魚介類養殖・加工販売の西日本水産株式会社(福岡市東区香椎照葉3丁目、宮崎厚樹社長)に6000万円を出資している。