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6月の市内オフィス空室率は5・26%  三幸エステート調べ    前月から横ばい


 賃貸オフィス仲介の三幸エステート株式会社(東京都中央区銀座、種田充博社長)調べによると、6月の市内オフィス空室率は前月比で横ばいの5・26%で、引き続き統計開始以来最低の水準となった。
 規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月から横ばいの3・0%、100坪以上200坪未満の大型ビルが0・1ポイント増の5・4%、50坪以上100坪未満の中型ビルは0・1ポイント増の8・6%だった。「大規模」は98年4月以来となる2%台を目前に足踏み状態が続いている。
 主要エリア別では、博多駅前が前月から0・2ポイント減の3・8%、呉服町が同0・5ポイント減の5・0%、天神が0・1ポイント減の5・9%と、主要エリアすべてで低下した。「博多駅前」は97年12月以来となる3%台となった。募集賃料は前月から49円下がり、坪当たり1万480円となった。低水準の空室率を背景にテナント募集床を取り合う状況が散見され、主要エリアではオーナー・テナント双方で賃料の上昇傾向に対する認識が広がっている。一方で周辺部や築年数が経過したビルには値上げが波及しておらず、結果として2カ月連続の低下となった。
 同社では「引き続き新規のニーズが多いことに加え、人員増に伴う増床ニーズも活発化している。その一方で大口需要の受け皿だけでなく、小口需要の受け皿となるビルでも空室在庫が減少傾向にあり、全般的に品薄感が強まっている」と分析している。