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６月、独立開業者向けのテーラー養成校を開講 　ヴォーシャン　　　 全１８項目、受講料６０万円

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　オーダースーツ店「Tailor Kami（テーラーカミ）」を運営する株式会社ヴォーシャン（福岡市早良区百道浜１丁目、荒川啓太社長）は６月２日、テーラー養成校を開講する。
　紳士服市場の活性化を目指し、独立開業者やオーダー事業参入を検討する事業主向けで、「紳士服のスクールは九州初の試み」（荒川社長）という。養成校「福岡テーラーアカデミー」では、既製服体型の中から自身の体型に近いものを選び調整する方法「パターンオーダー」を軸とした採寸実習、工場研修ほか、スーツの歴史からトレンド文化、生地種類や体型補正の基礎知識を教える。入学・受講料は教材費込みで６０万円（税別）。１項目２時間の全１８項目で、月３回火曜日の午後７時～午後９時に開く。アカデミー学長・講師は波多野国昭氏が務める。波多野氏は山口県出身、１９５３年１月３１日生まれの６２歳。テーラー業界４０年の経験を積んでおり、昨年１２月から同社に在籍。荒川社長は「こだわりのスーツは、着る人に自信を与えてくれ、それが仕事にもつながる。紳士服市場を盛り上げるため同志を増やしていきたい」と話している。
　荒川社長は滋賀県出身、１９８５年９月２日生まれの３０歳。２０１３年１２月、福岡市早良区の「ザ・レジデンシャルスイート」１階に店舗を構えた。趣味はキックボクシング。