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5階地下1階建て新外来診療棟が完成  九州大学病院    930億円かけた新病院移行事業が完了


 九州大学病院(福岡市東区馬出3丁目、久保千春病院長)の5階地下1階建て新外来診療棟がこのほど完成、9月28日にオープンした。 
 これですでに稼働している外科系病棟(南棟、2001年完成)、内科系病棟(北棟、05年完成)を含め、12年、総額930億円をかけて整備してきた新病院への移行が完了した。新外来診療棟の延べ床面積は2万1056平方m。総合診療科、内科、整形外科など36診療科の外来とセンターが入居している。フロア構成は1階が受付、エントランスロビー、総合診療科、整形外科、放射線科、地域医療連携センター、高度先端医療センター、レストラン、コンビニエンスストアなど、2階が眼科、神経内科、脳神経外科、泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科、精神科・神経科、こどものこころ診療部、がんセンター、3階が内科、先端分子・細胞治療科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、皮膚科、ハートセンター外来、循環器内科、血液・腫瘍内科、心臓血管外科など、4階が外科、先端医工学診療部、呼吸器科、心療内科、産科婦人科・助産師外来、再生歯科・インプラントセンター、高度先端医療センターなど、5階は管理部門となっている。地下1階は薬剤部、核医学・PETセンター、診療録管理室。
 新しい診療棟は患者目線の使いやすい施設を目指し、診療科ごとにブロック受付を配置。電照掲示板に番号を表示して患者を呼び出すなど、待ち時間の短縮を図る。また新たに歯科12診療科が連携して診療に当たる再生歯科・インプラントセンターを設けた。新外来診療棟前には新たに立体駐車場(180台)を増設。また新棟は旧外来診療棟よりも、300平方m地下鉄「馬出九大病院前」に近くなり、アクセスが向上した。久保病院長は「非常に立派な建物が完成した。西日本地域の中核病院として、診療内容をさらに充実させていきたい」と話している。九州大学病院は病床数1275床、1日の外来患者数は約2500人。