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5月は前年同月比4・4%増の780億円  九州コンビニ販売    FF・日配食品が全体をけん引


 九州経済産業局が7月2日に発表した2014年度の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値、沖縄除く)は779億5500万円となり、全店ベース(4579店舗)では前年同月比4・4%増で32カ月連続のプラス、既存店ベースでは同1・4%増で2カ月ぶりにプラスに転じた。
 前年同月と比べて店舗数は107店舗増加。アイスコーヒーやサラダ、調理パンなどの「ファーストフード・日配食品」の売り上げが12・9%増となり、販売額増加をけん引した。他の商品項目別では、「加工食品」はアイスクリームや冷凍食品が好調で同7・3%増となり、7カ月連続プラス。「非食品」は増税前による駆け込み需要の反動が続き、たばこの売り上げが不調で0・6%減となり、2カ月連続のマイナスとなった。「サービス」はイベントなどのチケットが好調で同3・3%増となり、15カ月連続のプラス。
 速報値は、データの追加・修正等により最終値とは異なる。調査対象はコンビニエンスストアチェーン企業のうち、経済産業大臣が指定した企業本部。既存店とは調査月において当月と前年同月で主に継続して存続する店舗を指す。なお、昨年1月分から調査地域に沖縄は含まない。