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5年ぶりに市内オフィスビル空室率が10%台に  三幸エステート福岡支店調べ    賃料は最安値を更新


 オフィス仲介の三幸エステート株式会社福岡支店(福岡市博多区博多駅前1丁目、中島健一支店長)調べによると、10月時点で福岡市主要エリアのオフィスビル空室率は前月から0・63ポイント低下の10・41%となり、リーマンショック前の2008年12月以来となる10%台に改善した。
 ビルの規模別では、ワンフロア面積が200坪(661平方m)以上の大規模ビルの空室率が前月比0・2ポイント減の7・8%、100坪(330平方m)以上200坪未満の大型ビルが同1・2ポイント減の11・2%、50坪(165平方m)以上100坪未満の中型ビルが0・7ポイント減の15・2%となった。大型ビルの空室率が11%台まで低下するのは2008年8月以来。主要エリア別では、博多駅前エリアが11・6%、呉服町エリアが8・0%、天神エリアが9・3%となっている。一方、賃料は今年7月に記録した最安値(坪単価1万312円)を更新し、坪単価1万293円まで下落した。
 同社では「空室率は緩やかな低下傾向が1年以上続いており、需給バランス改善が安定したペースで続いている。また、建物規模に関わらず、築浅ビルが需要を集める傾向が全般的に見られる。空室率自体は比較的高めの水準だが、競争力のあるビルでは、借り手優位の市況に変化の兆しも出始めている」と分析している。