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4月の市内オフィス空室率は5・35%  三幸エステート調べ    8カ月連続で低下


 賃貸オフィス仲介の三幸エステート株式会社(東京都中央区銀座、種田充博社長)調べによると、4月の市内オフィス空室率は前月比0・02ポイント減の5・35%で、8カ月連続の低下。統計開始以来の最低値(5・26%)を目前に若干の低下となった。
 規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月から0・1ポイント増の3・1%、100坪以上200坪未満の大型ビルが0・1ポイント減の5・4%、50坪以上100坪未満の中型ビルは0・2ポイント減の8・7%だった。「大規模」は天神エリアで内部テナントの増床用に確保していた空室床が外部募集に出たことなどにより上昇した。主要エリア別では、博多駅前が前月から0・6ポイント減の4・2%、呉服町が同0・1ポイント減の5・4%、天神が0・1ポイント増の5・8%。天神は建て替えに伴う移転需要が顕在化する一方で、自社ビルへの集約移転による空室床が発生し、わずかに上昇した。募集賃料は前月から81円増加し、坪当たり1万584円となった。競争力の高い大規模ビルを中心に賃料引き上げを行うビルが見られ、2カ月連続の上昇。
 同社では「『JRJP博多ビル』がほぼ満室で竣工した。テナントの移転意欲は旺盛だが、まとまった面積の空室床を抱えるビルが少ないため、館内増床にとどまるケースが多い。結果としてテナントの動きは成約・解約ともに小口なものが主流となり若干の低下となった。賃料の増加幅は小さいが、当面は上昇基調で推移する可能性が高い」と分析している。