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4月に一般社団法人を設立 フカノ楽器店 介護予防事業関連で
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音楽教室の運営や楽器の販売を展開する株式会社フカノ楽器店(福岡市南区井尻4丁目、藤田和博社長)は4月、新法人(一社)日本音楽活動療育協会(仮称)を設立する。代表には同社の藤田社長が就く。
同法人は同社の音楽介護予防事業の一環である「地域自主運営予防教室」の今後の展開や指導者の養成に向けて音楽活動資格制度の構築や養成講座の実施を通じた一般介護予防事業の構築を目指す。同社では2009年から同事業を開始し、音楽を活用した介護予防教室を現在までに28の自治体で展開している。11年には福岡県の経営革新事業に認定。昨年6月には九州ヘルスケア産業推進協議会(HAMIQ)が主催する「第3回ヘルスケア産業貢献大賞」で九州経済産業局長賞を受賞した。
藤田社長は今回の設立について「15年の介護保険法の改正以降「地域包括ケアシステム」が推奨されるようになり、今後は地域主体でこの事業を展開できる仕組みづくりをしたい」と話した。
同社は1972年3月設立。資本金は1000万円。藤田社長は直方市出身。1954年1月28日生まれの63歳。筑豊工業高校卒、趣味は木工、園芸。