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3社がネーミングライツ・パートナーに 有明工業高等専門学校
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週刊経済2025年4月9日発行号
協定期間は3年
独立行政法人国立高等専門学校機構有明工業高等専門学校(大牟田市東萩尾、八木雅夫校長)は、産業機械メーカーの㈱三井三池製作所(東京都中央区日本橋室町2丁目、中村元彦社長)、建物設備の設計・施工の三建設備工業㈱九州支店(福岡市博多区店屋町、柴田稔執行役員九州支店長)、医薬品・健康食品・化学品の室町ケミカル㈱(大牟田市新勝立町1丁目、青木淳一社長)と有明高専施設のネーミングライツ契約を結んだ。
同校は2023年12月に施設などの運営と維持管理の費用の一部に充てる目的でネーミングライツを導入。校内での審査を経てパートナーを決定した。三井三池製作所は2月28日に第一体育館および視聴覚室の施設命名権を取得。3月1日から3年間、同施設の愛称は「さんさくアリーナ」、「さんさくMMルーム」となり施設内に掲示している。三建設備工業(3月31日)は合同教育南棟3階の製図室とCAD室を4月1日から3年間「SANKEN製図室・CAD室」に、また、室町ケミカル(同)は一般教育北棟1階の物理実験室を「室町ケミカル物理実験室」とした。施設内には企業を紹介するボードも設置する。同校は「本契約の締結を機にパートナー企業と連携し、新しい施設の愛称が多くの学生や教職員、地域の人に親しまれ定着するよう努めたい」とした。