NEWS

  • 地域

3月は前年比20・9%増の342億円  九州・沖縄百貨店売上高    増税前で大幅増加


 九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(17店舗)の3月の売上高は前年比20・9%増の342億7100万円(100万円以下は切り捨て)で、2カ月連続のプラスとなった。
 消費税率引き上げを目前にした駆け込み需要の影響が見られ、家電(163・1%増)や美術・宝飾・貴金属(123・5%増)が3けたの伸びを示した。また、卒入学や新生活需要で家具(82・4%増)も好調だった。
 内訳は、雑貨が59・8%増の61億100万円、家庭用品が40・4%増の22億8700万円、身の回り品が32・0%増の45億9300万円、衣料品が12・8%増の130億2500万円、食料品が4・0%増の66億7000万円だった。

 福岡市は27・5%増で5カ月連続プラス

 また、福岡市の3月の売上高は同27・5%増の215億5800万円で、5カ月連続のプラスとなった。
 家庭用品の中でも家電(194・0%増)が増税前の駆け込み時期ということもあり伸びを見せ、宝飾品(美術・宝飾・貴金属が145・3%増)が先月の前年比40・3%増に続いて活況を見せ、今月も大幅に前年比を上回った。
 内訳は雑貨が82・4%増の41億5600万円、身の回り品が47・1%増の45億6700万円、衣料品が11・8%増の69億4600万円、家庭用品が20・0%増の8億万円、食料品が9・0%増の39億5100万円だった。