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3月は前年同月比16%増972億円  九州内スーパー販売    駆け込み需要がピークに


 九州経済産業局が5月2日に発表した、2014年3月の九州内スーパー販売額(速報値)は972億円で、全店ベース(452店舗)では前年同月比16%増、2カ月連続のプラスだった。店舗数は4店舗増加。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは、同14・2%増加した。
 衣料品は紳士服、婦人子供服、パジャマ類、アクセサリーなどすべての項目において売れ行きが良く、9カ月ぶりのプラス。飲食料品は非常用食品などにも動きがみられ、3カ月ぶりのプラス。高額商品である家電や貴金属などがけん引し、全項目において大幅に販売額が増加。駆け込み需要のピークとなった。
 商品項目別にみると「飲食料品」が495億円で10・1%増。「衣料品」は160億円で10・2%増。「その他」が317億円で30・3%増。
 九州内スーパー販売では、従業員が50人以上、売り場面積の50%以上にセルフサービス方式を採用し、売り場面積1500平方m以上の商店が対象(速報値の値は、データの追加・修正等により異なる)。