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25年11月期業績予想を修正 フロンティア


週刊経済2025年1月15日発行号

売上高は16億3300万円見込む

福証Qボード上場で、自動車用アクセサリー部品メーカーの㈱フロンティア(福岡市中央区天神2丁目、山田紀之社長)は2024年11月期連結業績予想で、売上高を前回予想の17億1200万円から16億3300万円(前回比4・6%減)に、経常利益を1700万円から2900万円(同69・2%増)に修正した。

売上面では、OEM/ODM事業における電子玩具の受注・引渡し時期が一部翌期へ後ろ倒しになったことなどで、前回予想値から7900万円下回る見込み。一方で、営業利益と経常利益は、自動車用品販売を主とするPB販売事業において、輸入仕入量を最適化することで輸入諸掛の圧縮などのコスト削減に取り組んだ結果、売上高減少の影響を上回ったため、前回予想値を上回る見込みとなった。営業利益は600万円から2400万円(前回比4倍)、当期純利益は1700万円から2600万円(同50・7%増)とした。

同社は2002年に山口県周南市で「CARフロンティア山田」として創業、03年12月設立。資本金5763万円。従業員25人(23年11月末)。08年5月に現社名に変更し、14年7月に福岡支店(福岡市中央区天神2丁目)を開設。19年4月に本社を福岡に移し周南市の旧本社を山口支店とした。18年7月東京証券取引所「東京プロマーケット」上場(21年10月末廃止)、21年11月福岡証券取引所「Qボード」上場。