NEWS

  • 地域

2百人が出席して設立総会・理事会  九州・トルコ協会    会長に三角前熊本市長


 在福岡トルコ共和国名誉総領事を務める石原進JR九州株式会社会長らが設立を呼びかけてきた九州・トルコ協会は5月16日、ホテルオークラ福岡で設立総会と理事会を開き正式に発足した。
 同協会は、九州とトルコの友好関係を発展させ、人的、文化的、経済的な交流促進を目指す。今後、講演会やトルコ視察団の派遣、協会会員間の親睦事業などを計画している。
 当日は寛仁親王殿下、次期駐日トルコ大使のアブドゥルラフマン・ビルギチ氏はじめ各界から約2百人が出席。会長に三角保之・前熊本市長、副会長に竹島和幸・西日本鉄道社長ら8人、理事に唐池恒二JR九州社長ら10人をそれぞれ選出。JR九州の石原会長は特別顧問、ビルギチ次期駐日大使は名誉顧問に就いた。
 三角会長は「歴史的に見てもトルコと日本は関係の深い国。現時点で九州とトルコの交流はそれほど多くはないが、九州・トルコ協会を機に友好を深めていきたい」とあいさつ。ビルギチ次期駐日大使は、東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を表した後、「今回の九州・トルコ協会が日本とトルコの友好関係に大きく貢献することを確信している」と期待を寄せた。続いて財団法人中近東文化センター付属アナトリア考古学研究所の大村幸弘所長が「アナトリア考古学研究所の活動について」と題して記念講演。引き続き記念交流会が開かれ出席者は思い思いに親睦を深めた。
 役員は次の通り。
 ▼会長 三角保之前熊本市長▼中村量一中村学園理事長、本田正寛西日本シティ銀行会長、竹島和幸西日本鉄道社長、田村靖邦筥崎宮宮司、小早川明徳福岡県中小企業経営者協会連合会会長、中山峰男崇城大学学長、谷脇ユミ子ホテルサンルート熊本会長、茂森潔ヤマックス社長▼理事 常慶直宏伊藤忠商事九州支社長、貫正義九州電力副社長、唐池恒二九州旅客鉄道社長、橋田絋一九電工社長、田中優次西部ガス社長、本多修一JR九州リテール社長、宮原敬介JTB九州社長、高宮俊諦タカミヤ社長、川崎隆生西日本新聞社長、小堀富夫熊本県文化協会会長▼監事 古村至朗福岡銀行専務執行役員、副島隆お菓子の香梅会長▼名誉顧問 アブドゥルラフマン・ビルギチ 駐日トルコ共和国次期大使▼ 特別顧問 石原進九州旅客鉄道会長(在福岡トルコ共和国名誉総領事)▼顧問 谷口功熊本大学学長