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2月期決算は減収大幅増益  イオン九州    経常利益は6倍で過去最高益


 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、岡澤正章社長)の11年2月期決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が2546億62百万円で前期比1・6%減、経常利益は27億8500万円で約6・4倍となった。
 前下半期はPB商品「トップバリュ」などが好調に推移し、既存減売上高は前年を0・3%上回ったが、上半期の天候不良で春物衣料などが伸び悩み全体では減収となった。一方販管費を全体的に抑制した効果で営業利益は29億67百万円で過去最高となった。今期は、3月にオープンしたイオン大牟田店や昨年から展開を始めた自転車専門店の出店効果などで、営業収益は1・2%増の2578億円、営業利益は11・2%増の33億円、経常利益は8・8%増の30億3千万円、当期純利益は27・9%減の9億円を見込んでいる。