NEWS
- 地域
2月から博多―釜山間に高速船の航路開設 韓国の大亜高速海運 1日1往復、定員3百人
Tag:
長崎県の対馬―韓国・釜山間などで高速船を運航する韓国の海運会社、大亜高速海運株式会社(浦項市、イ・ジョンヒン社長)は、2月10日から博多港―釜山港を開設し高速旅客船の運航を始める。同社3つ目の航路となる。
韓国での海外旅行客増加を背景に、今後の同路線の需要拡大を見込み参入する。当初は4月以降を予定していたが、事務手続きが早まったため2月から運航を始める。同社の対馬―釜山間で運航している高速船「ドリーム号」を使用し、水曜を除く毎日午前9時に釜山港を出発。定員は3百人でJR九州高速船が同路線で運航している高速船ビートルよりも百人多い。逆に所要時間はビートルより25分長い3時間20分。大人片道の通常運賃はビートルの1万3千円以下で調整中。2月10日から3月末日までは就航キャンペーンとして往復35百円で販売する。また、繁忙期は対馬を経由するコースも想定しており、現在、同路線に就航しているJR九州高速船のビートル、未来高速(釜山市)のコビー、カメリアラインのフェリー、空路の格安航空会社エアプサンなどとの競争激化が予測される。