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15店舗出店で年商100億円突破 大分市のアメイズ 今期も15拠点の出店を計画
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福岡、九州を中心にビジネスホテルやレストランを経営する株式会社アメイズ(大分市西鶴崎1丁目、穴見保雄社長)の2014年11月期決算は、売上高が前期比14・6%増の106億7700万円と初めて100億円を突破。経常利益は22・7%減の9億9900万円で増収減益だった。
円安による外国人宿泊客の増加など観光や、ビジネス利用での需要が回復し客室稼働率が改善しつつあることに加え、当期は福岡や鹿児島などに15店舗のホテルを開設したことから増収となった。収益面では、新規出店と既存店の改装を推進したため減益となった。一方、郊外立地で宿泊に特化したロードサイドホテルのチェーン展開に注力していることから、10月にリゾートタイプの亀の井ホテル大分別府店を40億円で売却し、固定資産売却益を特別計上したため当期純利益は2・2倍の17億6100万円の増益だった。
今期は佐賀吉野ヶ里店を皮切りに91室タイプのホテルを15店舗出店し、新規需要を掘り起こすことで売上高1・5%増の108億4200万円、経常利益が11・4%増の11億1200万円を見込んでいる。