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１４年度売上高は過去最高の１１９億円 　下関市のエストラスト　　　 ８期連続の増収増益

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　分譲マンションの企画・販売を手掛ける株式会社エストラスト（山口県下関市椋野町３丁目、笹原友也社長）の２０１５年２月期連結決算は、売上高が前年同期比１６・１％増の１１９億４１００万円、経常利益が同７・１％増の９億５３００万円で増収増益だった。８期連続の増収増益で、ともに過去最高を更新した。
　分譲マンション販売が好調で、「オーヴィジョン春日若葉台」（春日市・４２戸）など７物件を引き渡し、総数は前期比５５戸増の４２９戸に伸長。分譲戸建ても同１９戸増の３６戸となった。営業利益は同２０・１％増の１１億７８００万円、当期純利益は同７・９％増の５億８６００万円。福岡県内では現在、福岡市東区照葉３丁目に１４階建て・総戸数１４８戸の分譲マンション「オーヴィジョン照葉アクアテラス」を建設中（９月下旬完成予定）。また、飯塚市飯塚本町東土地区画整理事業１街区に１４階建て・総戸数６５戸の分譲マンション「オーヴィジョン飯塚本町」を建設予定で、今後も福岡を中心に九州エリアでのシェア拡大を加速する方針。今期は売上高が前年同期比９・７％増の１３１億円、営業利益が同３・３％減の１１億４０００万円、経常利益が同１・７％増の９億７０００万円、純利益が同２・４％増の６億円を見込んでいる。
　同社は１９９９年１月設立。資本金７億３６０３万８７５０円。２００５年３月に福岡支店（福岡市博多区博多駅前４丁目）を開設。山口、福岡、鹿児島、宮崎、熊本、佐賀、広島、愛媛、大分の計９県で供給実績がある。