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14年ぶりに博多港港湾計画を改訂 福岡市 都市高のIC延伸など盛り込む
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福岡市は今年度から、博多港の港湾整備や機能強化などを盛り込んだ博多港港湾計画を約14年ぶりに改訂、大型貨物船の受け入れに対応したコンテナふ頭の整備や都市高速のアイランドシティ延伸、大型クルーズ船の2隻同時着岸が可能な中央ふ頭の拡張など港湾機能全体を強化する。
人流、物流ともに好調な需要が続き、現在の機能では対応できないことなどを背景に計画を改訂した。「活力と存在感に満ちた日本の対アジア港」を将来像とした計画では、大型貨物船の受け入れに対応したふ頭の整備として、アイランドシティコンテナターミナルに水深15メートルのD岸壁を整備するほか、2020年度の完成を目指し、福岡都市高速のアイランドシティ延伸などに取り組む。また、大型クルーズ船を受け入れる中央ふ頭では、ふ頭の北側13ヘクタールを埋め立てて拡張、概ね10年後を目標に大型クルーズ船が2隻同時着岸できる岸壁を整備する。
4月1日付で就任した港湾空港局の則松和哉局長は「機能更新だけではなく、機能拡張も改訂・博多港港湾計画の大きなポイント。計画に沿って着実に進めていきたい」と話している。