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130種類対応の農薬残留検査サービス開始  ビジョンバイオ    1検体あたり1万3600円


 食品検査のビジョンバイオ株式会社(久留米市百年公園、塚脇博夫社長)は10月28日、生鮮農産食品130種類対応の農薬残留検査サービスを開始した。
 新サービス「生鮮食品安心パッケージ」は、同社がこれまで実施してきた「残留農薬検疫所モニタリング対応パッケージ」、有機リン系農薬57品目を含む「スタンダードシリーズ」を合わせ、サービス拡充したもの。現在、穀物や野菜は国が指定する141種類に分類され、それぞれに農薬の残留基準値が設けられているが、新サービスでは130種類をカバー。今後、食品メーカーなどに売り込んでいく。検査料金は1検体あたり1万3600円(税別)。検査日数は15営業日。
 同社は1997年6月設立。資本金は1000万円。従業員は20人。昨年11月に食品産業新聞社主催の第42回食品産業技術功労賞の地方発部門を受賞した。