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13年後までに非石油事業を50億円に拡大 増田石油 来年、飲食事業に新規参入
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石油卸売、ガソリンスタンド経営などの増田石油株式会社(福岡市中央区大手門3丁目、増田成泰社長)は14年1月から、2026年の創業100周年に向け、非石油事業の売上高を50億円まで拡大する経営計画をスタートする。
売上の9割以上を占めている石油事業では、エネルギー業界の多様化に伴う市場の縮小を見込んでいるため、非石油事業の拡大によって事業基盤の再構築を図る。現在、年商が10億円に迫ろうとしている書籍販売やDVD、CDレンタルショップ・TSUTAYAのFC事業で福岡県内3拠点の既存店舗で売上拡大を図るほか、来年に新規出店を控えている飲食事業、健康や快適をテーマとする新規事業への参入を計画している。13年後の売上50億円を目指すこれらの非石油事業では、3、4業態が各十数億円の規模となることを想定している。
増田社長は「地域の生活者の快適な生活をサポートする 『生活創造企業』という当社の経営理念への原点回帰を意味する。大きな成長が期待でき、社員が夢を持てる新規事業を開拓したい」と話している。
同社は1926年6月創業、1958年設立。資本金1億円。2012年12月期売上高は315億円。従業員166人(正社員のみ)。