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12月から飯塚市内でバスの省エネ走行実験  西鉄情報システム    CO2排出最大15%削減目指す


 システム開発の西鉄情報システム株式会社(福岡市博多区千代4丁目、臼杵明社長)は、12月上旬から、西鉄バスの省エネ走行を目的とした実証実験を飯塚市内で開始する。実験期間は2~3週間で、最大15%のCO2削減を目指す。
 同市街地を走行する西鉄バス内に無線LAN機器を設置し、車両前方で起きている渋滞の情報を後続車両に提供するもの。また、周辺を走行する西鉄バス以外の一般乗用車にも情報提供、情報を受けた車両の運転手がデータを元に定速走行や急加減速防止をすることで、CO2の削減を図る。将来的には西鉄バス全車両への導入を検討中だという。このシステムは、従来のGPS端末を使用したカーナビゲーションシステムと違い、車車間の直接通信を採用することで、より正確な情報と速報性が得られる。通信端末は沖電気工業株式会社の製品を使用する。同社では「車両のCO2排出の中で、アイドルリング時の量は約半分程度を占めると言われている。今回の取り組みで、低炭素社会の構築に貢献したい」と話している。同社は西日本鉄道株式会社の子会社。現在西鉄バスで利用されている「インターネット時刻表検索システム」を開発している。今回の実証実験は九州工業大学や飯塚市などと共同開発するプロジェクト。