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12年調味料メーカー売上高、25社が増収  帝国データバンク調べ    食酢やタレ、スープが好調


 株式会社帝国データバンク福岡支店(福岡市中央区舞鶴2丁目)が4月18日に発表した、九州・沖縄地区の調味料メーカーの経営実態調査によると、2012年の九州・沖縄調味料メーカー売上高ランキング上位50社のうち、半数の25社が前年度決算と比較して「増収」だったことが分かった。また、そのうち15社が2期連続の増収だった。
 製造品目別にみると、「食酢」は4社中3社が増収。酢の主成分である「酢酸」が血中脂質を低下させることが科学的に実証されるなど、健康志向の高まりを背景に黒酢の需要が伸びていることが背景に挙げられる。また、タレやスープなどの「その他」は、17社中10社が増収で、中食産業の成長を背景に業務用の需要が拡大したほか、“鍋スープ”など特定食材向けの高付加価値品が一般消費者の支持を受けたことが要因とされる。これに対し、「しょう油」は16社中10社が減収。「その他」分野への需要が高まったことと、消費者の“減塩志向”により、消費量が落ち込んだ可能性が高いと分析している。
 同調査は今回初めてで、同社の企業概要データベース「COSMOS2」に収録されている企業から、九州・沖縄地区に本社を置き、しょう油やみそ、ソース類などの調味料製造を主業とする企業を「調味料メーカー」と定義し、対象とした。12年度売上高ランキングと九州の主な調味料メーカーは表の通り。