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11月は453億円で11%減 九州・沖縄地区百貨店売上高 24カ月連続のマイナス
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九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(17社26店舗)の09年11月の売上高は453億円で前年同月比11%減少し、24カ月連続のマイナスとなった。
気温の高い日が多く、冬物衣料を中心に動きが鈍く苦戦した。一部の店舗でお歳暮・おせちなど売上計上の変更があり、食料品を中心に押し下げ要因となった。気温の低下やセール待ち買い控えが強く、高額商品も苦戦が続いている影響で、前月より下げ幅が拡大し24カ月連続前年割れとなった。商品別動向をみると、衣料品は同13・1%減。内訳は、「紳士服用品」がスーツなどの動きが鈍く同17・9%減、「婦人服用品」はセーター、コート、ブラウスなどが苦戦し同11・6%減、「子供服用品」は全般に動きが鈍く同17・9%減、「その他衣料品」はタオルなどの動きがよかったが同7・1%減だった。また、「身の回り品」は、紳士・婦人靴、アクセサリーなどが苦戦し同10・7%減、「雑貨」はメガネ、文具などの動きがよく同9・8%減、「家庭用品」は、家庭用品の動きが全般に鈍く同10・0%減となった。「食料品」は精肉、洋菓子、乾物などの動きが良かったが同10・3%減だった。主要都市の状況は名古屋13・6%減、大阪13・7%、北九州7・5%減、福岡15・6%減となった。