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11月から九州内で新電力事業開始 東京都のエコスタイル 太陽光設置する自家消費モデル
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再生可能エネルギー設備の販売、施工などを手がける株式会社エコスタイル(東京都、木下公貴社長)は11月をめどに、九州内での電力の小売事業を開始する。
事業者向けの高圧電力を中心に、新電力への切り替え需要を取り込む。提供する「自家消費モデル」は、太陽光発電システムをオフィスや工場に設置して発電した電気を使用、不足分を同社が調達した新電力から供給を受ける仕組み。設置する同システムには補助金が適用されるため、回収期間は平均で4年間。同社では「気象予報士を採用して太陽光発電予測システムを独自に開発しており、気象データをもとに太陽光の発電量を自動的に予測できるので、削減メリットを提供できる。また、同システムを設置することで、事業者がCO2削減に取り組んでいる点もアピールできる」と話している。
同社は2004年10月設立。資本金は3億円。売上高は136億1100万円(2016年3月期見込み)。年内に株式上場を予定している。