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10月1日、天神1丁目に福岡オフィス  東京都の森・濱田松本法律事務所   国内2拠点目


 国内大手弁護士事務所の森・濱田松本法律事務所(東京都千代田区丸の内2丁目)は10月1日、福岡市中央区天神1丁目に福岡オフィスを開設する。国内は東京本部に次ぐ2拠点目。
 同事務所は2002年12月、森綜合法律事務所と濱田松本法律事務所を統合して設立。さらに05年7月、マックス法律事務所と統合し、現在弁護士約350人、スタッフ約400人を抱える国内四大法律事務所の一つ。近年、事業組織の再編や新規事業、アジア展開企業が地方でも増えていることから、同日付で弁護士法人を設立し、地方に初の拠点を構える。場所は天神バスセンター前交差点東側の「天神ツインビル」9階。フロア面積は約165平方m。
 所長には信國篤慶弁護士が就任し、弁護士3人体制でスタート。同所では九州全域をカバーし、法的問題の調査や契約書作成など日常的な法律相談からM&A(合併・買収)、訴訟・紛争解決まで幅広い分野の相談に対応する。信國弁護士は福岡市城南区出身、1976年5月26日生まれの37歳、東京大学法学部卒、趣味はゴルフ、読書。信國弁護士は「西日本の企業がアジア諸国に進出する案件も増えており、重要なマーケットと位置づけている。クライアントの皆さまからは現地オフィスでのサポートを期待する声が多かったので、要望に応えるかたちで今回の開設を決めた。海外の事業拠点とも連携しながら企業の活動を支援していく」と話している。
 海外は1998年に北京、2005年に上海、2012年にシンガポールにそれぞれオフィスを開設。また、インド、タイ、ベトナム、インドネシアなど東南アジアを中心に現地事務所と提携している。