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10年度売上高315億円、利益率10%へ  サニックス    今年度設備投資総額7億円


 総合環境衛生管理の株式会社サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政伸一社長)は、今年度から3カ年の中期経営計画を策定、2011年3月期で連結売上高315億2000万円、営業利益率10%を目指す。
 主力HS(ホーム・サニテーション)事業部門の行政処分や、廃プラスチック専焼発電所の火災事故などを背景とした近年の業績低迷を受け、その要因を分析、実現性の高い中期計画を策定することで、本格的な業績回復とともに成長路線への転換を図る。今後3年間で、HS事業部門では24%弱の高い営業利益率を維持し、ES(エスタブリッシュメントサニテーション)事業部門では黒字転換を見込む。また、環境資源開発事業部門では、廃プラスチック専焼発電所の安定稼働と売電先の変更で09年3月期に営業利益率が大幅に改善する見通し。中でも、HS事業部門では、テレビCMを中心とした広告宣伝を再開するほか、営業担当人員の増強を計画。また、環境資源開発事業部門では、発電所の安定稼働のため、外部コンサルタントによる操業体制の見直しを行い、今年度6億2000万円の設備投資で余裕ある燃料供給体制を整える。そのほか、全国に15あるプラスチック資源開発工場で異物選別機を導入する。今後3年間の連結売上高と営業利益の計画は、09年3月期で売上高292億9700万円、営業利益19億2200万円。10年3月期で売上高307億2800万円、営業利益27億4000万円。11年3月期は営業利益31億6400万円をそれぞれ見込んでいる。

 08年3月期連結予想を下方修正

 また同社は、08年3月期連結業績予想で、売上高を前回予想の279億円から265億円に、当期損益を6億6000万円の黒字から28億円の赤字へ下方修正した。
 売上高の減収は、発電所火災事故による環境資源開発事業部門における廃プラスチック加工収入の減少などが影響した。当期損益の下方修正は、08年3月第4四半期で、25億円の固定資産の減損損失と6000万円の固定資産売却損を特別損失として計上する見込みのため。営業利益も15億円から5億7000万円に、経常利益も14億3000万円から4億7000万円にそれぞれ下方修正した。07年3月期は、売上高289億800万円、営業損益は15億6800万円の赤字、経常損益は16億5900万円の赤字、当期損益は19億3000万円の赤字だった。