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10周年記念館の名称を「ココロ館」に決定  西日本シティ銀行    3月着工、17年2月完成予定


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は2月14日、同市中央区鳥飼2丁目の大濠研修所・独身寮・体育館を建て替え、新たに建設する創立10周年記念館の名称を「西日本シティ銀行 ココロ館」に決定したと発表した。3月13日に着工し、17年2月完成予定。
 築30~50年を経つ3施設の老朽化に伴い、創立10周年記念事業の一環として建て替えるもので、昨年2月に発表していた。名称は同行ブランドスローガン「ココロがある。コタエがある。」で言い表すように、「銀行業はつまるところ“人”であり“ココロ”である」との観点から命名。今年度から始動した新中期経営計画で「優れた人間力を持つプロフェッショナルな人財」への投資拡大に取り組む中、ココロ館をその育成拠点と位置付けるとともに、ルーフガーデンなどをふれあいの場として地域住民にも開放し、地元福岡の新たなランドマークを目指す。
 場所は大濠公園の南西側、敷地面積は8583平方m。建物は地上12階地下1階建てで、城南線側が高層棟、大濠公園側が低層棟となる。延べ床面積は約1万8200平方m。300人を一度に収容できる大ホールをはじめ、模擬店舗やPC・端末研修室などの最新設備、学習室を備える「研修所」、若手行員へ充実した住環境とコミュニケーションの場を提供する「独身寮」、文化やスポーツなど、豊かな人間力を育むための図書室・歴史資料室・多目的アリーナ(体育館)・武道場などからなる。多目的アリーナ屋上には広大なルーフガーデンをつくり、地域住民にやすらぎ・交流の場として開放するほか、多目的アリーナなど施設の一部開放も検討している。