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黒崎コムシティ、1日8000人が来館  北九州市    八幡西区役所移転で利用者増


 今年4月に再オープンした、JR黒崎駅前の複合施設・コムシティ(北九州市八幡西区)の来館者数が、1日平均8000人に上ることが市の調査で分かった。調査は5月28日から7日間実施した。
 年間の来館者数見込みは200万人で、1日平均は約5500人。予想を大幅に上回る結果となった。5月に移転開庁した八幡西区役所の利用者は、市民課、国保年金課、保健福祉課などがある4階フロアを中心に、1日平均2000人だったという。市建築都市局都心・副都心開発室では「飲食店、日用雑貨などの商業店舗が周辺のニーズに合っていることや、JR、筑豊電鉄、バスの交通拠点として利便性の高い場所に行政サービス施設が集約されたことが効果的だったと捉えている。来春には、年間4~5万人の利用が見込まれるゴールド免許センターが開設し、さらなる利用者増と認知度向上に期待している」と話している。
 コムシティは、今年4月2日に西日本鉄道株式会社が運営する商業フロア(16店舗)や、一部行政サービス施設がオープン。オープン初日は1万3000人が来館した。その後、5月7日に八幡西区役所が移転開庁し、6月24日にはハローワーク八幡の求職者関連窓口が開設。来春にはゴールド免許センターの開設を予定している。