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黒崎の井筒屋アネックス-1跡地を取得 第一交通産業 分譲マンション用地として
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第一交通産業株式会社(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は、1月25日に同市八幡西区黒崎2丁目の「井筒屋アネックス-1」跡地を取得した。
分譲マンション用地として取得したもので、場所はJR鹿児島本線・黒崎駅南側の通称・ふれあい通り(市道黒崎駅前線)沿いの「三和パーキング」向かい側。株式会社井筒屋が所有する同商業施設跡地を取得したもので、敷地面積は2090平方m。総戸数150戸程度の都市型分譲マンションの開発を計画しているが、建設時期など詳細は未定。開発開始までは時間貸駐車場として運用する。取得費は明らかにしていない。
同用地は黒崎地区の中心に位置し、メーン通りに面して店舗などが集中している区域。ただ、小規模な木造建築物や老朽化した建物が混在するなど、再整備の必要性が指摘されていた。このため2010年11月には地元地権者を中心に「黒崎2丁目地区市街地再開発準備組合」を設立。東側のエリアと合わせて再整備計画の検討を進めていたが、一部地権者の反対や大口地権者の退会などもあり、地区全体の事業実施は困難と判断。昨年5月23日に準備組合を解散した。一方、「井筒屋アネックス-1」は1959年11月開業の「八幡井筒屋」を前身として営業を続けてきたが、昨年10月12日に閉店。その後建物は解体していた。