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鳥栖プレミアム・アウトレットを増床、150店へ  チェルシージャパン    総事業費約37億円で来夏開業


 アウトレットモール開発、運営のチェルシージャパン株式会社(東京都千代田区、吉村俊秀社長)は、総事業費約37億円をかけて佐賀県鳥栖市の「鳥栖プレミアム・アウトレット」を増床する。今秋に着工し、来年夏に開業予定。
 「鳥栖プレミアム・アウトレット」は04年3月に94店で第1期オープン。07年12月の増床を経て、現在は物販117店、飲食5店、フードコート1店の合計123店で運営している。今回は施設北側に約30店(店舗面積約48百平方m)を増床し、完成後は全体で約150店、店舗面積約2万82百平方mとなる。
 要望が多かったラグジュアリー店舗などの導入を考えており、「九州でアウトレット店を展開していないブランド、九州進出に関心のあるブランドにオファーを出している段階」(同社担当者)という。また、09年度で年間約4千人規模だった外国人客を増床後はさらに増やしたい考え。駐車場の収容台数も現在の約23百台から約36百台へ拡大する。
 同社はアウトレットモール「プレミアム・アウトレット」を静岡県御殿場市、大阪府泉佐野市など全国に8カ所で展開。「鳥栖プレミアム・アウトレット」は09年度で来場者が約480万人(前年同期比5・5%増)、売上高は同8%増だった。