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駐福岡弁事処長に曽念祖・駐日代表処総務部長  台北駐日経済文化代表処    7月16日付で


 日本との交流促進を目指す台北駐日経済文化代表処(東京・白金台、馮寄台代表)で、九州・山口を管轄する駐福岡経済文化弁事処(福岡市中央区桜坂3丁目)の処長に7月16日付で、曽念祖駐日経済文化代表処総務部長が就任した。周碩穎(しゅう・せきえい)処長は同日付で退任した。
 曽念祖(そ・ねんそ)処長は、1949年2月2日生まれ61歳。台湾出身。淡江大学日本研究所卒。82年7月台湾外交部入部、88年7月亜東関係協会(現・台北駐日経済文化代表処)大阪弁事処課長、93年7月同協会本部文教課長、95年7月台北駐日経済文化代表処業務部首席課長、97年1月同業務部次長代理、2000年1月同業務部次長、05年10月台湾外交部日本事務会諮問委員、07年1月台北駐日経済文化代表処業務部長代理、07年9月同総務部長。趣味は書道、写真撮影、マジック。家族は夫人と二男。
 曽処長は、6月19日に東京の台北駐日経済文化代表処で開かれた宣誓式で、「九州は、阿蘇・草千里に代表される美しい自然、湯布院などの温泉、博多どんたく祭りなどの伝統文化があり、多くの台湾人観光客を引きつけている。また、鹿児島を舞台にしたNHK大河ドラマ『篤姫』、佐賀を舞台とした『がばいばあちゃん』など九州各地を舞台としたテレビドラマや映画も放映され、とても人気がある。さまざまな分野で相互交流を深めていきたい。台湾と九州・山口の交流の懸け橋として職責を全うしたい」と抱負を述べた。