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馬出地区に教職員・学生向けの保育施設  九州大学    来年2月には伊都キャンパスにも


 九州大学(福岡市東区箱崎6丁目、有川節夫総長)は、11月24日、総事業費1億2000万円をかけ箱崎キャンパス内に、学内の就業者や学生を対象とした保育施設「ひまわり保育園」を設置した。同大で2カ所目。
 場所は馬出キャンパスの薬学部北側。同大が進めている男女共同参画と次世代育成支援を目的としたもの。同キャンパスの教員・事務員などの教職員と学生の児童で、生後57日から就学前の健常児が対象。鉄骨造りの平屋建てで敷地面積は1376平方m。保育室の面積は434平方m。保育室、ほふく室、病後児保育室などを設置する。定員は60人。運営は株式会社テノ.コーポレーション(福岡市博多区中呉服町1丁目、池内比呂子社長)に委託している。保育士は19人で、保育時間は基本保育が午前7時から午後6時、延長保育が午後6時から午後10時、終夜保育が午後10時から翌午前7時まで(毎週水曜日のみ)。定休日は日曜日と12月29日から1月3日まで。料金は基本保育が5万3000円(3歳未満時)と2万8900円(3歳児以上)、延長保育が30分あたり300円、終夜保育が1回6000円となっている。同大総務部では「就業・修学と子育ての両立支援以外にも人材確保や人材定着面でも効果がある施策。学内の対象者にはぜひ利用してもらいたい」と話している。同学ではひまわり保育園の他に、4月に「たんぽぽ保育室」(箱崎地区)を設置しており、10年2月には「たけの保育園」を伊都地区のセンターゾーン多目的グランド東側に設置する。