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香港の食品商社と提携  五洋食品産業    香港、マカオ市場拡大へ


 冷凍菓子製造販売の五洋食品産業株式会社(糸島市多久、舛田圭良社長)は11月15日付で、香港の食品商社「新華日本食品有限公司(以下SWJF社)と業務提携した。
 五洋はすでに香港、米国、タイで冷凍ケーキの販売を始めており、香港の財閥である新華集団の食品商社機能を担うSWJF社と提携することで、飲食店やホテルなどで販路開拓、SWJF社の独占販売社として香港、マカオ市場の拡大を目指す。同社では「現地にすでに冷凍ケーキ10万食強を輸出している。今後、販路先を明確にして本格的にアジア市場の展開を進めていく」と話している。
 SWJF社は1997年設立、中国、マカオ、東南アジア、北米、欧州などグローバルに事業展開するコングロマリット。養殖、運送、卸売、スーパーマーケット、レストラン経営など。五洋とSWJF社間の人的、資本関係はない。