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香港に美容食品販売の拠点開設 エムスタイルジャパン 物流機能を強化
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美容食品を製造・販売するエムスタイルジャパン株式会社(福岡市中央区大名2丁目、稲冨幹也社長)は9月16日、中国・香港に拠点を開設した。
同社ではツバメの巣の加工食品を、6月から中国のインターネット上で販売開始。同国への販路を開拓してきたが、日本からの直送通販では税関で検査が入る頻度が多く、ユーザーへの到着が遅れることから、香港に現地法人「M-Style Asia Limited」(稲冨社長)を設立。同社からユーザーに商品を発送し、物流面を強化する。今後は香港を拠点に東南アジアへの販路を開拓する考えで、その際は物流施設の開設なども検討している。
取り扱うのはマレーシア産のアナツバメの巣を加工した「美巣」の食用ゼリー(1箱税込み1万7820円)とサプリメント(1瓶同3万2400円)の2種類。中国でも同価格で販売している。稲冨社長は、「6月から現地で販売しているが、富裕層を中心に引き合いが強い。上々の感触を得たので、拠点開設を機に、さらに販路を広げたい」と話している。
同社は2011年2月設立。資本金は500万円。従業員は5人。稲富社長は1974年12月11日生まれの39歳。新潟県出身。田川工業高校出身。20歳の時に田川市内で建設会社を設立。趣味はスポーツ。