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香椎浜の大型物流センターが完成  三井物産物流本部    総事業費30億円、延べ床2・3万平方m


 三井物産株式会社物流本部(東京都千代田区)が、総事業費約30億円をかけて福岡市東区香椎浜3丁目に建設していた大型物流センターが10月31日、完成した。
 同社としては九州で初の自社案件による物流倉庫。博多港に物流拠点を設けることで九州、中国、韓国、ロシアなどを結ぶ「環黄海物流網」の構築を目指す。場所は同町、香椎パークポート内のみなと100年公園近く。施設名称は「香椎浜物流センター」。建物は、敷地面積約8751平方m、5階建てで延べ床面積約2万3521平方m。倉庫フロア(1階・3861平方m、2階・37平方m、3階・5690平方m、4階・5635平方m)や事務所フロア(1階・224平方m、2階・289平方m)などで構成する。来年初めからテナントが入居する。同社担当者は「当初は雑貨や食品などを中心に、将来的には電子部品や自動車部品なども取り扱っていきたい」としている。
 13日には、現地で竣工式、ホテルオークラ福岡で披露宴を開催する。