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首都圏でマンションの建設を加速  西日本鉄道    神楽坂、蔵前、神田など3エリアに


 西日本鉄道 (福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は9月8日に開いた定例記者会見で、東京都内を中心に首都圏でのマンション建設することを正式に発表、今年度からスタートした14次中期経営計画に掲げた「地域マーケットビジネスの域外展開」を具体化させる。
 同社はこれまで、都心から離れた大田区やさいたま市、川崎市などで他社と共同でマンションを建設してきたが、今回は自社ブランド「BLANTON(ブラントン)」シリーズを都心一等地で、駅周辺からのアクセスに優れた場所に建設する。すでに17年1月の完成を目指し、中央区日本橋小伝馬町に鉄筋コンクリート12階建ての「ブラントン日本橋小伝馬町」(総戸数22戸、価格帯は7980万円~1億890万円)を建設しているが、新たに神楽坂(新宿区東五軒町)、蔵前(台東区蔵前2丁目)、神田司町(千代田区神田司町2丁目)の3カ所にブラントンシリーズを建設する。
 「ブラントン神楽坂」は東京メトロ東西線神楽坂駅から徒歩5分に立地、鉄筋コンクリート造り7階建てで総戸数は22戸。間取りは1LDK~3LDK。17年1月着工、18年3月の完成を予定している。「ブラントン蔵前駅前」は、都営浅草線蔵前駅から徒歩1分に立地し、鉄筋コンクリート造り12階建てで、総戸数は45戸。間取りは1R~3LDK。神楽坂と同様、17年1月に着工、18年1月完成を予定している。神田司町の詳細は未定。西鉄のマンション事業の売上高は17年度実績で202億円。うち首都圏は全体の2%程度に止まっている。今後、年100戸ベースの供給を図ることで、約10年後の売り上げ目標(マンション事業)580億円程度のうち、200億円(約35%)規模まで拡大していきたいとしている。
 住宅事業本部首都圏事業所の城丸芳史所長は「恵まれた用地を取得するのが難しい状況」としながらも、「大手と差別化を図ったブラントンシリーズを首都圏で本格展開する。特に東京メトロ沿線に展開していきたい」と今後の方針を語った。