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養殖真珠のアコヤ貝柱を商品化  新宮町役場産業振興課    町内の飲食店など12店舗で販売


 新宮町役場(長崎武利町長)産業振興課は5月14日から、新宮町の飲食店など12社で養殖真珠の副産物であるアコヤ貝柱を使った商品を発売した。
 新宮海岸北西側、玄界灘の相島で生産されている真珠の採取後に残る貝柱を有効活用する施策として初の試み。1月に引き揚げられたアコヤ貝の貝柱を買い取り、水産海洋技術センターの仲介で町内12の飲食店や水産加工業者などに貝柱を無償提供し、各店舗で貝柱を使ったメニューや商品を開発した。
 販売する店舗はイタリア料理店、居酒屋など12店舗。同課では「プロジェクト立ち上げ後、初の試み。店舗での反響を受けて、町商工会などと連携しながら、特産品化を目指した今後の展開を考えていきたい」と話している。