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飯塚の調剤薬局セイコーとの経営統合の協議開始  東京都の東邦HD    12月1日に子会社化予定


 医薬品卸事業の東邦薬品株式会社などの持ち株会社東邦ホールディングス株式会社(東京都世田谷区代沢5丁目、濱田矩男社長)は10月9日、九州地区で調剤薬局を展開するセイコー株式会社(福岡県飯塚市吉原町、岩井堂政裕社長)と同社グループ企業の有限会社ひまわり薬局(福岡市早良区百道浜4丁目、岩井堂政裕社長)との経営統合の協議を開始した。12月1日に子会社化する予定。
 これは昨年同社が医療と患者に貢献しようとしている薬局の連携と支援を目的に立ち上げた企業グループ「薬局共創未来」の趣旨に賛同する調剤薬局の参加を募っていたもの。セイコーグループは同社に賛同し、地域密着の営業基盤を保持しつつ、東邦グループの経営資源を積極的に活用し薬局機能強化を図っていく。統合方法、統合後の運営、事業展開の詳細については現在検討中。統合するセイコー株式会社は1985年3月に薬局経営会社として設立。資本金3000万円、売上高13億6300万円。ひまわり薬局は1994年3月設立。資本金300万円。売上高は4億4400万円。
 東邦HDは1948年9月設立。資本金106億4900万円。グループ連結の売上高は8389億300万円。