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須恵町の自社工場に本社機能を移転 久野印刷


週刊経済2021年6月15日発行

旧本社事務所は博多営業所に

総合印刷業の久野印刷㈱(福岡市博多区奈良屋町、久野正人社長)は6月7日、糟屋郡須恵町大字旅石の自社工場に本社機能を移転した。
営業と制作、印刷部門の拠点統一で業務効率化を図るほか、九州自動車道須恵スマートⅠCに近い利便性を生かした事業展開を進めるため、B輪転機を撤去したスペースを生かし、平版印刷工場2階に移転した。事務所スペースは311㎡で、リモートでの打ち合わせも可能な会議室2部屋とミーティングスペース2室を設置。今回、営業、制作、管理部門の約40人が移動し、本社工場で働く従業員は約100人となった。ヒロカネビル4階の旧本社事務所は博多営業所に改称し、福岡市中心部の顧客との打ち合わせなどに使用する計画。久野社長は「100人が働く一大拠点となったので、須恵町への社会貢献にも力を入れたい」と話している。
同社は1899年4月創業。資本金1800万円。従業員100人。