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韓国・ソウル市に子会社設立 カプセルジャパン
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週刊経済2025年6月11日発行号
IPコンテンツ需要拡大に伴い
IP(知的財産)海外進出支援事業などを手掛けるカプセルジャパン㈱(福岡市中央区大名2丁目、埴渕修世社長)は5月14日、韓国ソウル市に子会社「CAPSULE KOREA Inc.(カプセルコリア㈱)」を設立した。
アニメやⅤtuberなど日本発コンテンツの海外での需要が拡大しており、特にニーズのある韓国市場参入を図る。また、2026年の北米向け子会社設立に向けて、韓国人ネットワークを構築。韓国人の多い北米の市場拡大に備える狙い。カプセルジャパン100%出資の子会社で、資本金は1億大韓民国ウォン(約1041万円)。代表はカプセルジャパンの埴渕社長が兼任する。場所はソウル市麻浦区のコワーキングスペース4階。従業員は社員数名を派遣し、現地での採用も進める計画。日本のIPコンテンツの韓国コラボを軸に、韓国の需要に沿う事業展開を図る。
埴渕社長は「コロナ禍の自粛期間で、日本のIPコンテンツの海外需要が高まった。クロスボーダーで事業を展開している当社の強みを生かして海外進出に尽力し、近年の上場を目指す。」と話している。
埴渕社長は東京都練馬区出身。1984年2月27日生まれの41歳。愛知教育大学情報教育学部卒。趣味は散歩、水泳。
同社は2013年11月設立。資本金5999万円。2024年12月期売上高は20億円。連結従業員数は120人。